ウィークデーのビールを絶って

海岸沿いを二人で夜のお散歩

僕は少し前からウィークデーのビールを絶っている。毎晩、欠かさず缶ビールを2本、調子がいいとついつい3本目にも手を伸ばしていた。その後で白飯と一緒につまみで残ったおかずでお腹いっぱいになるまで食べていた。更にである。深夜間近というか就寝前にもちょこっとしたつまみでビールを飲むのを日課にしていた。そんな生活を続けていたのだけれど流石に身体に違和感を覚えるようになってきた。大好きだったビールが「美味しく感じなくなったのだ」 嫌、正確に言うと最初は間違いなく美味しく感じるのだけれど半分飲んだ後が美味しくなく感じてしまうのだ。嫁さんには言ってない。だって、めちゃ気にしてネットして調べてこうじゃないか?あれじゃないかと煩くなるのが分かっているからだ。僕のことを思ってのことだとわかっているけど「言わなかった」変わりにそぉ~っと「ちょっとビール控えようかな」と言ったら「そうしぃ、最近飲み過ぎって思ってたわ」 んで、ウィークデーは自宅ではビールを絶つことにしたのだった。ビールを絶って2カ月以上になるかな、確かに体調はよくなったように思う。けど、ビールの代わりに白飯をがっつり食べるようになったせいでお腹のでっぱりが目に見えて大きくなってきた。そこで二人で食後に歩くことにした。
ある日、食事の終わり際に嫁さんが「食べたら歩きに行こうかなぁ」
「えっ?」と聞くと
「最近、運動不足やし」
「歩くって?これから?」
「前は夜道は危ないから一緒に行くって言うてくれたのに。。。」
『確かに言ったことはある』そう思いながら
「いいで、行くか」
家の前から少し歩くと海岸線に沿って公園の脇が遊歩道になっている。夜10時を過ぎているというのに結構な人だ。隣で少し前を大きく腕を振って大股で歩く嫁さんが妙に可愛く見えた。昔よくこうして夜に歩いたなぁ~きっと嫁さんも同じように昔を思い出して歩きながらホンワカした気持ちになっているに違いない。約3kmのコースを少し早めに歩いて「37分間」、帰りはちょっと電車に乗って帰宅しました。お腹の出っ張りが少しでも小さくなりますように!
追記:今日は金曜日、ビール解禁日です:)

最近は機嫌がいいんです。

手をつなで散歩

どうしたんだろう?最近、機嫌がいいんです。相変わらず食器のしまい場所を覚えていなかったり、言われたことを聞き逃したりすると厳しい指摘は飛んでくるんですが、何故だかすぐにすっと普通に戻ってくれるんです。少し前に僕の誕生日にはちょっと前から気になって欲しいなぁって思っていた「ナイキ」のスニーカーを手紙付きでプレゼントしてくれました。めっちゃ嬉しかったんです。だって、プレゼントなんて全く想像もしてなかったし美味しい手料理でもてなしてくれるって、それで十分と僕的には思ってましたからね。そして誕生日の次の日にボソッと言ったんです。「ずっと気がかりだったことが終わった」って、その一言を聞いて僕は心の中で感謝したんです。「本当にありがとう」って、だって、気がかりな事を抱えて日々を送るのってすごくストレスじゃないですか?でしょ?ずっと僕の誕生日のプレゼントのことやどうやって喜ばそうかなぁとか、きっとずっと考えてくれていたんだろうなぁ〜って嫁さんのことを思ったんです。感謝しかないなぁって改めて思いましたよ。はい、

今日は土曜日にしてはちょっぴり早起きして家の周りを散歩しました。ちゃんと手をつないでね。近くのイタリアンレストランに行ってピザとカラマリ、それにケールとキヌアのサラダを昼食と兼用してゆっくり食べました。それからひと駅分を二人で歩いて散歩です。ちょっぴり体型を気にし始めが奥さんがダイエットを兼ねての散歩です。僕はニコニコしながら手をつないで一緒に歩きました。すっごく機嫌がいいんです。平和な土曜日です。

休日の朝は目覚ましは要らない!

スマホが勝手に

幸いなことに僕は今も嫁さんと一緒のベッドで寝てる。寝かせてもらっている。先週の土曜日の朝だった。リビングに置いてあったスマホの目覚ましが朝方になっているのはなんとなく覚えていた。横に寝ていた嫁さんが起きあがって少し大きな足音を響かせて音を消しにいったのも寝起きの僕の記憶のなかにかすかに残っていた。恐らく8時少し前だったんだろう。僕はそのスマホの目覚まし音に影響を受けることなく静かに眠れていた。

カーテンを透かして少し明るい日差しが差し込んでいるのがわかる。「起きようかなぁ」と少し迷いながらもこれ以上寝ると後でまた後悔するしと思いつつもダラダラと布団の中居ながらも、すでに横に嫁さんがいないことは認識していた。それから10分も経たずに僕は起きてリビングに向かった。

テーブルに座ってテレビを観ることもなくスマホをチェックしている嫁さんに向かって小さく「おはよう」と声をかけた。すると「なんで休みの日に目覚ましかけるんよ」「ほんま腹たつはっ」とおはようの返事もなく目が険しく光っている。
「へっ?」「かけてないで」
「8時前に鳴ってたやんけ」
「目覚ましかけてないけどなぁ」と小声で抵抗しながらトイレへ向かう僕の背中越しに「3回目やろ」と聞こえてきた。
「あぁきっとポケットの中で何かの拍子にセットされちゃったんだろうな」トイレの中でそう思った。確かに前にも同じことがあったことは覚えている。トイレを出てリビングに戻ると「ゆっくり寝ようと思ってたのに8時前に起こされて最悪やわ、んま、どうしてくれるんよ」怒り依然治らずだ。こんな時は無駄に説明して抵抗するのは逆効果だ。ただひたすらに声のトーンを変えて「ごめんよ」を繰り返すに限る。そんな休日の朝でした。