僕の嫁さんはこんな感じ

ぼくの嫁さんは38歳でとおしています。いや、そう見えなくもなくて美人タイプではあります。本当の年齢は言えません。なぜかは分かりませんがぼくよりぼくの事をわかってくれていてぼくの事をずっと考えてくれています。その嫁さんは今、無防備でリビングのビーズクッションに身を委ねて小さなイビキを奏でながら気持ちよさそうに寝ています。最近少し顔つきとお尻が丸くなったような気がします。口の悪さと良しにつけ悪きにつけ何事にも一生懸命の性格は変わっていません。僕に対する厳しい指摘や気分のいい時の甘え癖も健在です。お出掛けするときも変わらず手を繋いで歩きます。電車に乗っても吊り革を持つ僕の二の腕に捕まって自分の体を揺れから支えます。

この前も出かける前にこんなことがありました。
「これ前に一緒に買ったジーンズやねんけどなぁ断捨離してたら出てきてんやんか
「覚えてへんやろぉけど」
「履けてん(笑顔 ええやろ?」
「どう?」
「いいんちゃう」奥の部屋に戻ったかと思うとすぐにそのジーンズを履いて出てきた。
「なぁ どう?」否定する返事を許さない笑顔で聞かれると肯定するしかないだろう。
でも実際のところ似合ってると思ったし僕まで嬉しくさせてくれる笑顔だ。

スゥースゥーと寝息をたてていたかと思うとムクっと起き上がって「寝るわ」今まで寝てたのにそう言い残して寝室に消えて行きました。

このエッセイは僕と僕の嫁さんとのごくありふれた生活の一部を少しだけ盛ったりしながら老後に読み返すことを想定して書いていく人生の栞のようなものです。振り返った時にあの時、そんなことがあったなぁとふたりで思い返そうと思っています。でも、今僕がこれを書いていることは嫁さんには内緒にしとこうと思っています。

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